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グアテマラの新聞

10月25日 (日)

日曜日だけ新聞を買っています。
もちろん新聞は毎日売っているのですが
読むのが追いつかないから、週に1回。
しかも日曜日は新聞小さな雑誌2冊(1つはサッカーについて)ニューヨークタイムズのおまけ付。

今日の一面記事は
経済危機により貧しい人たちを助けているNGO組織が
十分な運営資金を得られず困窮しているというものでした。
私が驚いたのはその横にあった専門家による批評です。

1.経済危機による、NGOへの寄付の不足をどうみるか?  
確かに、貧しい高齢者や孤児が犠牲になることは知っているが、 
国として彼らを助けることは優先することではない。


2.危機は経済だけ?それとも何か別の要因があるのか?
残念なことに国民の71%は社会保障がない状態で生活している。
明るい老後がみえるのは社会保障があるわずかな人々だけだ。
そして、父親が無責任であることも問題である
(多くの男性が子どもと母親を見捨てている現状あり)。
男性の意識改革がなされない限り孤児は増え続けるだろう。


3.グアテマラ人は助け合いの気持ちを忘れてしまったか?それとも経済危機に縛られているのか?
人々は助け合いの精神は忘れていないが、
なんせ収入は減るし支出は増えるという状態で
そちらを優先しなければならない。
それに無職では献金なんてできない。


4.これらのNGO組織がこの危機を乗り切るためには?  
唯一残された道は、外国に頼ること。

この専門家の意見に、目が点になりました・・・
なんとも他人事意見なのでしょう。
良く言えば客観的に物事を捉えているってこと?
いや、私には「自分は関係のないこと」にしか聞こえないのですけれど。
専門家として公に言ってしまえるこの人も
そして、それを記事にする新聞もすごい!
何か一つでも(外国に頼るだけでない)解決策を提案する記事なんかを載せる方が有益な気がしました。

はぁ。。。
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グアテマラの内戦

10月10日 (土)

グアテマラの近代史のなかで
1996年まで36年もの間続いていた内戦を語らないわけにはいきません。

これは、もとは反政府軍ゲリラと政府軍の戦いから始まりました。
ゲリラが貧困からの脱出を目的として政府軍を攻撃したところ
貧困者(=先住民族)はすべてゲリラと関係しているとした政府軍は
先住民に対して、大量殺戮や拷問など
想像を絶する行為の結果
20万人以上の先住民が殺害されました。

内戦が終結してからまだ13年ほどしか経過していないので
それは人々の記憶に新しく残っていることが感じられます。

アンティグアは先住民が多く住む地域ではないので
内戦時中でもそこまで危険ではなかったようですが
それでも、すべての語学学校で
いつどこでスパイが聞いているかわからないからという理由で
内戦に関わる話題は一切禁止だったそうです。

私の先生は、
クラスメートがゲリラの幹部だったことが
後に、街中に指名手配中のポスターが貼られたことから判明したり
従兄が
夜に友人と公園でおしゃべりしていたところ
反政府行為(人が集まっているとそのようにとられたようです)とみなされ
軍に発砲され、殺害されたのだと言っていました。

この街でもこれほどの爪痕を残している内戦。
おそらく先住民の人々の傷が癒えることはないでしょう。
私たちができることは事実を知ること、そして
同じことを決して繰り返してはならないということです。

グアテマラの汚職

10月9日 (金)

どこのラテンアメリカの国にもあるように、
グアテマラでも政治汚職事件がたくさんあります。
それはときに表に出たり、もみ消されたり・・・

最近、といっても半年ほど前になりますが
問題になったのが大統領の弁護士殺人関与事件。
外国では表面だけの情報しか手に入りませんが
現地ではかなりディープな情報が得られます。

さて、この問題は
ある弁護士が大統領の汚職(金銭絡み)関係の仕事を担ってしまい、
正義感の強いその弁護士は黙っていられなくなり
それを告発し、その結果殺されてしまいました。

誰もが大統領の関与を疑い
海外のメディアは大統領の辞任についても言及していましたが
結局大統領は辞めるどころか、
今ではまるで何もなかったよう。

真実は闇の中。
「大統領は殺人に関与していない!」というデモがあったらしいのですが
どうやらそれはやらせだったらしい。
政府がプラカードなんかをすべて用意して
政府関係職員を借り出して
海外メディア向けにデモをさせたのだとか
(政府関係職の親戚がいるという人からの話)。

ホンジュラスのクーデターがあったとき、
もしかしたらグアテマラでも?!と人々は思ったそうです。
このようにラテンアメリカでは
いつでもクーデターが起きる可能性があります。

権力と汚職とお金・・・
お金持ちの権力者はさらに力を蓄え、
貧しい人たちはさらに搾取され、出口の見えない貧困に追いやられている事実。
500年前のスペイン征服時代から変わっていません。
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プロフィール

ビスっち

Author:ビスっち
Bienvenidos!!

2009年秋から青年海外協力隊としてグアテマラに派遣されました。
ケツァルテナンゴ県カンテル市にあるシェカム村の診療所で看護師として働いてから帰国。日本に帰った後も、村との関係を持ち続けながら活動中。

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