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ユダヤ教、過越の祭(Pascua)

2010/3/31


水曜日のお昼に、
カタリーナちゃんを通して知り合った御夫婦に
ユダヤ教の過越の祭り(Pasucua)に御招待されました。

これは、エジプトで奴隷だったユダヤ人が
モーゼに導かれて脱出し、
自由になったことを祝うお祭りです。
映画などになっている、「十戒」は上記の物語です。
私は、フランスのミュージカルの「十戒」
一番好きで、物語の内容もさることながら
その舞台芸術の完成度の高さに何度観ても感激します。

過越(すぎこし)の祭りとは、
ユダヤ人がエジプトで奴隷だったときに
ユダヤの神がモーゼを通じて10の災いを起こし
最後に
「戸口に羊の血の印がない家の長子を殺す」と言い、
モーゼの予告を聞いたユダヤ人らが
難を逃れたことから由来します。

その後、
王に許可されたユダヤ人はエジプトを脱出することができました。
海が割けて道が現れるという有名な物語は
この脱出のときの出来事です。

さて、過越の祭りは
本来は夕食です。
テーブルには
決められた順番で、
決められた通りに飲んだり食べたりするものが並べられます



左からクラッカー(これはイーストを使わないパンの代わり)、
塩味の水(ユダヤ人が流した涙を象徴)
ハローセス(リンゴとナッツを煮たもので、
その色は奴隷として作ったレンガを表現し、甘さは明るい将来を表している)
パセリ(塩味の水に浸し苦しみの涙を表現する)
苦い葉(奴隷としての苦しみを思い出させるもの)
IMG_7215.jpg
ほかには、羊のすね肉や卵などを用意します。


誰もが知っている
キリストの最後の晩餐は、
この過越しの祭りの様子です。


まずは、奥様が
ろうそくに火を灯す儀式から始まりました。

ろうそくの始まりはユダヤ教で、
その明りは神を象徴しています。
そのため
明りが皆に届くように振る舞います。

スペイン語で出産のことを
「光を与える」という表現をしますが、
それはこの宗教的な意味が由来のようです。

その後、
言われた順番で
写真のパセリや苦い葉、ハローセスを食べました。

今回はクラッカーでしたが
本来のイーストを使わないパンの表面には穴が開いており
裏には線がつけられているそうです。
これは、
磔にされたキリストの体に傷つけられた跡と
線はキリストの体を表現しているのだとか。



紀元前の歴史を
このように脈々と伝えている伝統に
静かな感動を覚えた儀式でした。
IMG_7213.jpg
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ビスっち

Author:ビスっち
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2009年秋から青年海外協力隊としてグアテマラに派遣されました。
ケツァルテナンゴ県カンテル市にあるシェカム村の診療所で看護師として働いてから帰国。日本に帰った後も、村との関係を持ち続けながら活動中。

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