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ちいさないのち (2)

2010/03/05


金曜日。

わずかに命を繋ぎとめているように見えた赤ちゃんは
少しずつおっぱいを飲めるようになり
見た感じは良い方へ向かっているように見えます。


結局家族は病院には連れて行かず
ずっと家で看ることを選択しました。
家族にとっては
それしか方法がないのでしょう。


診療所で母子を見てきた限り、
ほとんどの母親は子どものことを大変心配し
子どもに関することについては
よく聞いてくれます。

家族の絆も大変強く、
貧しい中、助け合って生活しています。

自分の子ども、自分の孫がどれほどかわいいか、
それはグアテマラでも日本でも、どこでも同じでしょう。

しかし、
例えば生まれたばかりの生死をさまよっている赤ちゃんの治療か
家族の日々の糧かどちらを選択するかとなると、
ここでの優先順位は明確です。

それは、貧困に対して
彼らがこれまで何の援助も受けられなかったということも
影響しているのでしょう。

「誰も助けてくれない、
頼れるのは自分たちだけ」だと。


赤ちゃんの状態が良くなっているように見えて
家族の態度も柔軟になってきました。

家族は私たち以上にギリギリのところに立たされて
不安と何もできない苛立ちの狭間で
その心の内は想像し難いものだったと思います。


これから赤ちゃんが少しずつ、少しずつ良くなることを願って
私たちは赤ちゃんと家族のフォローを続けていきます。
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comment

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とにかく良かった

まずは命が救われたということにホッとしました。
このあとも何事も無く育ってくれるといいですね。そう願うのみです。
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プロフィール

ビスっち

Author:ビスっち
Bienvenidos!!

2009年秋から青年海外協力隊としてグアテマラに派遣されました。
ケツァルテナンゴ県カンテル市にあるシェカム村の診療所で看護師として働いてから帰国。日本に帰った後も、村との関係を持ち続けながら活動中。

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