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看護とは

2011/6/15

先々週から、様子を見に毎日通っていた
83歳のおじいちゃんが
昨日亡くなりました。

看護とは・・・アートである。

と学生時代の教科書に書いてありました。

正直、意味分かりません。

そして、私の中ではずーっと
「看護ってなに?」と思ってました。

看護学校で勉強しているときも分からなければ
働き始めてからも、
「看護」というものが何なのか
自分では分からずにいました。

でも、
このおじいちゃんのもとに通い始めて
今まで疑問に思っていた「看護」というものが
なんとなくわかったような気がしました。

おじいちゃんは
いわゆる末期にありました。

何も手の施しようがありませんでした。

でも、そんな状態であっても
少しでも楽にいてほしいと思って、

家族に

口の中を湿らせてあげるように言ったり、

手足が冷たかったら温めてあげるように言ったり、

楽な体勢に整えてあげたり、

体位変換(なつかしい響き)をするように言ったり、

体の清潔を保持するように教えたり。

これ、看護学校で教えてもらったことだし
病院で働いていたときは
毎日のようにしていたことです。

でも、
日本の病院の中では
医学に重点が置かれていて、
私はその波に流されていたような・・・

それで私のなかで「看護」が何なのかが分からなかったんだと思います。
毎日していたことにもかかわらず。

看護がアートなのかはどうなのか、分かりませんけど
看護とは、「思いやり」。
この一言に尽きるでしょう。
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comment

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ケア

最近読売新聞にがんセンターの垣添先生が寄稿されているんですが、日野原重明先生や鎌田實先生の記事を読んだりして、万能医学といった奢った考えを捨てて、予防医学の発展に努めるとともに終末医療やグリーフケアを重視するような、常に人と共にある医学って本当に信頼できるという気がします。万能であれば死なないわけですから、幾ら優れていても何時かは死ぬわけで、いたわりをもって送って欲しいと皆願う、それをやっと重視しましょうということになったんですね。
死ぬときの死の質、簡単ではない課題ですが、そうあれと寄り添ってくれる存在があるということが心強いと思います。

Re: ケア

>kenさん

医学は一般的に「治療」に重点が置かれます。確かに病を治すことは医学の基本と考えられているでしょう。また、先進国では先端医療による治療が重視されそれが一番だと考えられる傾向にあります。確かに最先端医療は素晴らしい技術をもって病気を治してくれるでしょう。私自身、身近で最先端治療による「奇跡」を直に感じたことがあります。しかしながら、それで治る病気もあれば治らない病気もあります。

現在の日本の医学は、本来ならば常に患者さんとそのQOL(Quality of Life)にフォーカスが当てられなければならないのですが実際は病気を治すこと、「治療」が中心になっている傾向にあります。治療で治る場合はそれでもいいのかもしれませんが、治らない場合はやはりそれだけでは足りません。
これまで
看護は医学の次に来るものだと思っていました。医学がなけれ成り立たない、と。確かに看護には常に医学の基礎・基本が必要です。しかし、このおじいさんと接してから、看護と医学の違い、看護の大切さというものが分かるようになってきたような気がしました。
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プロフィール

ビスっち

Author:ビスっち
Bienvenidos!!

2009年秋から青年海外協力隊としてグアテマラに派遣されました。
ケツァルテナンゴ県カンテル市にあるシェカム村の診療所で看護師として働いてから帰国。日本に帰った後も、村との関係を持ち続けながら活動中。

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